瀬戸市制施行85周年記念・陶祖800年祭記念 瀬戸市美術館特別企画展
「韓国の古陶磁 -利川市立博物館収蔵名品展-」
韓国・利川(イチョン)市は、ソウルから南東へ約60km、大韓民国北西部にある京畿(キョンギド)道の主要都市で、伝統と現代が調和した韓国を代表する陶芸都市です。人口は約21万人で、穏やかな気候、清水に恵まれ、おいしい米や果物の産地としても知られています。また、良質の陶土を産出し、大変古くから陶芸の街として発展してきました。現在は多くの陶芸家が集まり、朝鮮陶磁器の伝統を継承し、陶芸の伝統を引き継ぐ街になっています。また、2001年から陶磁器エキスポ・世界陶磁ビエンナーレを開催しており世界的にも著名な陶芸都市です。この韓国・利川市と瀬戸市とは、平成18年4月20日、姉妹都市提携が結ばれ、以後文化・産業・教育交流などが行われてきています。
今回の展覧会は、利川市立博物館が所蔵する韓国の古陶磁の名品を瀬戸で展示するものです。
高麗時代の高麗青磁や、朝鮮王朝時代の粉青沙器(ふんせいさき)、白磁、青華(染付)など、韓国陶磁を代表する作品を展示することにより、日本の陶磁器発展にも関係のあった韓国陶磁の歴史を知っていただければと思います。
また、今回の展覧会は交流展として開催するため、平成28年が姉妹都市提携10周年となることから、利川市で瀬戸の陶磁器の展覧会が開催される予定です。
本展により、韓国陶磁の歴史に触れていただくことで、韓国文化の理解につながればと思っております。そして今後瀬戸市と利川市との交流が深まることに繋げていければと考えております。
※中学生以下、妊婦、65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方は無料
講師:李泰鎬(イ・テホ)氏(利川市立博物館学芸研究士)
日時:平成26年10月5日(日) 13時30分~15時
場所:瀬戸市文化センター文化交流館22会議室
定員:80名(定員を超える場合は、入場をお断りする場合があります)
※事前申し込み不要、参加費無料
伝統的韓国陶磁に使用される技法である「掻き落とし」技法にチャレンジ。作品は後日施釉・焼成してお渡しします。
講師:加藤正博氏(陶芸家)
日時:平成26年10月13日(月・祝) 13時~、15時~
※10時~の回は定員に達しました
場所:瀬戸市文化センター文化交流館12会議室
定員:各回10名
料金:1,000円(材料費及び焼成代、郵送代は別途)
申し込み方法:電話による先着順
受付開始日:平成26年9月10日(水)
受付時間:9時~17時
申し込み先:公益財団法人瀬戸市文化振興財団業務課
0561‐84‐1093
☆お早めにお申し込みください☆
日時:平成26年10月25日(土)、11月16日(日) 両日とも13時30分~
場所:美術館展示室
※事前申し込み不要、要入館料
〒489-0884愛知県瀬戸市西茨町113-3 公益財団法人瀬戸市文化振興財団業務課
TEL/0561-84-1093 FAX/0561-85-0415