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心に響く 感動の世界 山下清とその仲間たちの作品展

 

心に響く 感動の世界 山下清とその仲間たちの作品展

 山下清(1922~1971)は、少年時代から独特な貼絵などで才能を発揮しました。青年期には全国を放浪し、「裸の大将」として映画化、テレビドラマ化されており、その人気は今なお衰えません。
 清は3歳の時に患った病気の後遺症によって、八幡学園に入園しました。同学園は、昭和3年(1928)に知的障害児救護施設として創設者久保寺保久の自宅を開放し、開園しました。そして、「踏むな 育てよ 水そそげ」の精神をもとに、ちぎり絵(貼絵)、工作、園芸、裁縫などを学ばせて個々の特性を引き出していました。清はここでちぎり絵(貼絵)に興味を示しますが、18歳の時に学園を出奔し、放浪を始めます。そして時折、学園に戻ってきては、各地で見た風景を表現していました。
 当時、学園生活を共にした仲間たちにクレパス画の異才・石川謙二、原始芸術の風格・沼祐一、幼くして絵画的天分の持ち主・野田重博たちがいました。
 学園の教育方針をもとに制作された園児たちの作品に早くから注目していた早稲田大学心理学教室・戸川行男は、昭和13年(1938)に大隈講堂で園児たちの「特異児童作品展」を開催しました。この作品展は大きな反響を呼び、北川民次(1894~1989)、安井曾太郎、梅原龍三郎などの当時の画壇を代表する人物たちから高い評価を得ました。中でも、瀬戸でアトリエを構えた北川民次は、児童美術の教育者としての立場から、八幡学園の子供たちに特に関心を寄せていました。
 本展では、やきもののまちである瀬戸での開催にちなみ、瀬戸出身の人間国宝である加藤土師萌(1900~1968)の窯で制作された清の絵皿をはじめとして、その他各地で制作された清の陶磁器作品も特別出品致します。
高い造形力と、豊かな色彩感覚に満ちた学園の子供たちの作品の数々は、我々の心にいつまでも響き続けるものでしょう。

名  称 心に響く 感動の世界 山下清とその仲間たちの作品展
会  場 瀬戸市美術館
日  程 平成29年10月07日(土) ~ 平成29年11月26日(日)
時  間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)、初日は午前11時開館
料  金 一般:500円(400円:20名以上の団体)、高大生:300円(240円:20名以上の団体)中学生以下、妊婦、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料
ご案内 1 休館日:10月10日(火)、11月14日(火)
ご案内 2 関連事業
①講演会「なぜ?どうして?真実を求めた山下清」
山下清作品展を通して9年間行動を共にした松岡氏しか知らない山下清の素顔に迫ります。
講師:「八幡学園」山下清展事業委員会 代表 松岡一衛氏
日時:平成29年11月4日(土)午後1時30分~
場所:瀬戸市文化センター文化交流館22会議室
定員:80名
※事前申し込み不要、参加費無料(定員を超えた場合は入場をお断りすることもあります。)
②スペシャル・ギャラリートーク
講師:「八幡学園」山下清展事業委員会 代表 松岡一衛氏
日時:10月7日(土)午後1時30分~
場所:美術館展示室※事前申し込み不要、要入館料
③貼絵ワークショップ
山下清は貼絵を始めた頃、主に昆虫をモチーフにしていました。それにならい“蝶”をテーマに貼絵を作ります。
講師:障害者造形教育研究指導員 八幡学園造形教室講師 松田拓実氏
日時:平成29年11月5日(日)午後1時30分~
場所:瀬戸市文化センター文化交流館22会議室
定員:20名
*要申込、小学生以上、参加費無料
応募方法:10月7日(土)午前11時より受付を開始します。
参加ご希望の方は、電話にてお申し込みください。
電話:0561-84-1093
④ギャラリートーク
 (当館学芸員による作品解説)
日時:平成29年10月21日(土)午後1時30分~
日時:平成29年11月12日(日)午後1時30分~
場所:美術館展示室※事前申し込み不要、要入館料
ご案内 3 HP掲載写真
①山下清(撮影:廣澤孝志)
②沼裕一「ひと」(赤い顔の少年)、貼絵、1940年(15歳)作
参照URL 「心に響く 感動の世界 山下清とその仲間たちの作品展」チラシ
http://www.seto-cul.jp/seto-museum/kiyosi-min.pdf