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企画展「遺跡からみた瀬戸焼の歴史」

企画展
遺跡からみた瀬戸焼の歴史

「古瀬戸」・「大窯」シリーズの総括として、編年構築の基準資料を取り上げ、古瀬戸期・大窯期における陶磁器生産の変遷とその画期について、瀬戸窯における古瀬戸・大窯編年の確立に至る経緯を概観するとともに、年代決定の基準とした資料とそれらが出土した遺跡を紹介します。
また、会期中には展示説明会および講演会を開催いたします。

名  称 企画展「遺跡からみた瀬戸焼の歴史」
会  場 スカイワードあさひ 3階 歴史民俗フロア(尾張旭市城山町長池下4517番地1)
名鉄瀬戸線「尾張旭駅」から徒歩約15分
東名高速道路「名古屋IC」から自動車で約25分、駐車場無料
日  程 平成29年10月14日(土) ~ 平成29年11月19日(日)
時  間 午前9時から午後5時まで
料  金 無料
ご案内 1 今からさかのぼること800年以上前、国内で唯一の施釉陶器である「古瀬戸」が誕生しました。それから今日まで、瀬戸窯のやきものは全国に流通し続けています。日本各地で行われている遺跡発掘調査において、いろいろな時期の瀬戸焼が出土していることが、それを証明しています。
瀬戸市や尾張旭市、さらにその周辺の地域には、窯跡が広く分布しています。発掘調査も多く行われており、資料が蓄積しています。これらをもとに、多くの研究者や公益財団法人瀬戸市文化振興財団においても、瀬戸焼に関する研究が進められ、時代によりその形状や特徴が変化していくことが分かってきました。そのうえで、どの時期にどのようなやきものが焼かれていたのかを具体的に示したものが「編年」です。各地の遺跡から出土した瀬戸焼をこの編年に当てはめることによって、遺跡の時期が特定できます。そして、各遺跡において瀬戸焼の編年を基準とした年代決定が行われることによって、遺跡同士の比較が可能となり、その地域、さらには日本の歴史を解明することにつながっていきます。
しかし、瀬戸焼の編年を構築していくに当たっては、窯跡の調査成果だけでは十分ではありませんでした。例えば、実年代の問題です。その瀬戸焼が作られたのが何年ごろだったのかは陶磁器をみても分かりません。その手がかりとなったのが消費遺跡での発掘調査成果でした。本展覧会では、実年代を推定するための基準資料とした遺跡を取り上げ、その概要を紹介するとともに、実年代推定の決め手となった根拠を示し、瀬戸焼研究の成果の一端を皆様にお伝えします。
ご案内 2 寺開土遺跡(長野県上田市)・萱刈窯跡(愛知県瀬戸市)・勝間田城跡(静岡県牧之原市)・安濃津遺跡(三重県津市)・城之内遺跡(岐阜県岐阜市)・沓掛城跡(愛知県豊明市)・新町遺跡(愛知県小牧市)・岐阜城千畳敷遺跡(岐阜県岐阜市)・朝日西遺跡(愛知県清須市)・井田城跡(愛知県尾張旭市)から出土した陶磁器など約160点
ご案内 3 会期中無休
ご案内 4 展示説明会
日  時
1回目:平成29年10月14日(土)午後 1時30分から
2回目:平成29年11月11日(土)午前10時30分から
ご案内 5 歴史講演会
演  題  小牧山城・小牧城下町の発掘調査と瀬戸・美濃大窯製品
講  師  中嶋 隆 氏
日  時  平成29年11月11日(土)午後 1時30分から3時00分
会  場  スカイワードあさひ 6階 ひまわりホール
問合せ先 埋蔵文化財センター
TEL0561-21-1951