INFORMATION (財団からのお知らせ)

瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラム2021-2022 招聘作家作品展

 

瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラム2021-2022 招聘作家作品展

 千年以上の歴史を誇る「せともの」で有名な愛知県瀬戸市は、陶土とともにガラスの原料である珪砂の産地でもあります。古くから陶芸が行われ、現在でも多くの陶芸家が市内で活動しているほか、近隣にはガラスの教育機関があるなど、瀬戸市は陶芸、ガラス制作に適した町といえます。このような背景から、工芸文化の新たな展開を目指し、2000年から陶芸・ガラス分野において「アーティスト・イン・レジデンス」を開催してきました。今までに26か国70名の陶芸家・ガラス作家を招聘しています。
 今年度は、2021年12月13日~2022年2月14日の期間、韓国利川市在住の陶芸作家 盧承哲氏がオンラインで参加し、栃木県宇都宮市在住の陶芸作家 杉山絵子氏が瀬戸で滞在制作をしました。
 盧氏の活動拠点である韓国利川市は、瀬戸市と同じく歴史ある陶磁器の生産地です。市の北西部に位置する利川陶磁藝術村(Ye’s Park)では、220名を超える芸術家が入居し活動しており、その内190名が陶芸作家です。この村にギャラリーと工房をかまえる盧氏は、伝統を意識しながらさまざまな要素を取り入れた作品を制作しています。今回のプログラムでは、シンプルでありながら土の特徴を生かした茶道具を制作しました。
 杉山氏の作品は、日常何気なく見ているものの蓄積で構成されています。それは崩れゆく遺跡であったり、自然のもつ有機的なフォルムであったりします。今回杉山氏は、「光と影」をテーマに作品制作に取り組みました。
 本展では、両氏がプログラム期間中に制作した作品や、ドローイング等を展示します。

名  称 瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラム2021-2022 招聘作家作品展
会  場 瀬戸市美術館
日  程 2022年02月12日(土) ~ 2022年03月13日(日)
時  間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
料  金 一般:500円(400円)、高大生300円(240円)
※()内は20名以上の団体の場合
※中学生以下、妊婦、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料
問合せ先 公益財団法人瀬戸市文化振興財団
所在地:愛知県瀬戸市西茨町113-3 瀬戸市文化センター内
電話:0561-84-1093
メールアドレス seto.artistinresidence@gmail.com
参照URL 瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラム2021-2022
http://www.seto-cul.jp/scga/21-22/index.html