INFORMATION (財団からのお知らせ)

亀井 勝 陶芸展

 

瀬戸市制施行81周年記念

瀬戸市美術館では、全国的に活躍されている陶芸作家を取り上げる特別企画展を、
瀬戸市の市制記念日である10月1日に合わせて開催しています。
今年は、瀬戸市を代表する陶芸作家である亀井 勝先生の展覧会を開催します。

   亀井 勝先生は、昭和26年に愛知県立瀬戸窯業高等学校を卒業後、
父清市氏のもとで作陶活動に入り、昭和28年には、日展で最年少者として入選します。
しかし以後数年間は公募展には出品せず、持ち前の探究心と向上心を持って
新しい作風を取り入れた創造美を追求していきます。

そして、昭和37年から再び日展を中心に活躍されていくようになり、
日展特選、日本現代工芸美術展内閣総理大臣賞、
中日国際陶芸展中日大賞など数々の賞を受賞されていきます。
現在においても日展評議員、瀬戸陶芸協会顧問などの要職を歴任しておられます。
先生は、主に自然を題材とし、やきものが有する独特の質感や表情などを駆使して、
独創性あふれる作品を作り出しておられ、その作品は高い評価を得ています。

今回の展覧会は、瀬戸市制施行81周年を記念して開催するもので、
先生の約60年にわたる創作活動を紹介するとともに、旺盛な制作意欲により
制作された最新作を含めて、先生の代表作品約50点を一堂に展示いたします。

本展覧会により、先生の陶芸に対する情熱をご理解いただくとともに、
本展が、瀬戸の陶芸の更なる発展に寄与できればと思います。

<亀井 勝 略歴>
1973年 (昭和48) 第1回中日国際陶芸展 中日大賞 受賞
1974年 (昭和49) 第6回日展 特選 受賞
第13回日本現代工芸美術展 外務大臣賞 受賞
1976年 (昭和51) 第8回日展 特選 受賞
1987年 (昭和62) 愛知県芸術文化選奨文化賞 受賞
1992年 (平成4) ドイツ・フランクフルト市「伝統と前衛今の日本における芸展」
1993年 (平成5) ドイツ・ブレーメン市「現代工芸日本の新しい美術工芸展」
1994年 (平成6) 第33回日本現代工芸美術展 内閣総理大臣賞受賞
1996年 (平成8) 愛知県教育表彰 受彰
瀬戸市公益功労表彰 受彰
2000年 (平成12) 愛知県知事表彰 受彰
第39回日本現代工芸美術展 文部大臣賞受賞
2002年 (平成14) 文部科学大臣表彰 受彰
現在 (社)日展評議員
(社)現代工芸美術家協会理事

名  称 亀井 勝 陶芸展
会  場 瀬戸市美術館
日  程 2010年10月01日(金) ~ 2010年11月28日(日)
時  間 9時~17時(入館は16時30分まで)、初日は10時開館
料  金 大人:500円(400円:20名以上の団体)、
高大生:300円(240円:20名以上の団体)
中学生以下、心身障害者、妊婦、65歳以上の方は無料
ご案内 1 【展示点数】
陶芸作品約50点
ご案内 2 【主催】
瀬戸市、財団法人瀬戸市文化振興財団、中日新聞社
ご案内 3 【助成】
財団法人せとしん地域振興協力基金
ご案内 4 【関連展示】
亀井 清市 陶芸展(作品及びスケッチなどの関連資料を展示
問合せ先 瀬戸市美術館
学芸員 服部文孝、森悦子、松平万里佳
〒489-0884  愛知県瀬戸市西茨町113-3 瀬戸市文化センター内
 TEL/0561-84-1093 FAX/0561-85-0415 
メールアドレス art@city.seto.lg.jp