「GLASS ART NOW 東海の現代ガラス展」
愛知県瀬戸市は、日本を代表するやきものの産地として有名ですが、ガラスの原料となる珪砂の産地としても有名で、その生産量は全国一です。
瀬戸の珪砂は、花崗岩が風化・分解したもので、板ガラス・ビンガラス・ガラス食器等、多くの製品に使用されています。
そのため瀬戸市では、陶芸だけではなくガラス工芸の発展に寄与するため、1999年にガラス工房を有する瀬戸市新世紀工芸館を開館しました。工芸館では、研修生が創作活動に励むとともに、ガラス作家の展示やアーティスト・イン・レジデンス事業で海外のガラス作家を招聘するなどの事業を展開してきました。
そして今回、2005年日本国際博覧会開催にあたり、瀬戸地域で活躍されている作家に加え、周辺地域で活躍されているガラス作家も加えた19名の作品を展示します。
ガラス工芸の今の姿と、その技と美をご覧ください。
(入館は午後6時30分まで、最終日は午後5時まで)
小川千賀子、沖口こずゑ、加藤三佳、川上英樹、橘多 要、古林幸代、
坂井いづみ、佐々木雅浩、高山浩子、辻 寿、中神牧子、名和 章、
新實広記、ピーター・アイビー、マイケル・シャイナー、松藤孝一、 松山美恵、
宮島秀佳、李 末竜 合計19名