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企画展「ルス(呂宋)とよばれたやきもの~近世瀬戸の新たな試み~」

 

瀬戸蔵ミュージアム企画展「ルス(呂宋)とよばれたやきもの~近世瀬戸の新たな試み~」

江戸時代に瀬戸でつくられた緑色のやきもの「ルス(呂宋)」を紹介する企画展

名  称 企画展「ルス(呂宋)とよばれたやきもの~近世瀬戸の新たな試み~」
会  場 瀬戸蔵ミュージアム内蔵特別展示室
日  程 2012年02月11日(土) ~ 2012年04月22日(日)
時  間 午前9時から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
料  金 一般 500円、65歳以上・高校生・大学生 300円、中学生以下・妊婦・障害者手帳受給者 無料、20名以上は団体割引有
ご案内 1 瀬戸は千年余にわたり時代の要請に合った「やきもの」をつくり続けてきました。ルス(呂宋)とよばれたやきものも、まさにこうしたもののひとつとして江戸時代を彩りました。
ルス(呂宋)は、瀬戸で江戸時代につくられた鮮明で均一に発色する緑色の釉薬がかけられたやきもの(陶器)を指します。器種は瓶掛、植木鉢、水鉢、水壷、火入、皿、茶碗など多様で、かつ印花文や型によってつくられた貼付文などの装飾も多彩で、同じ緑釉がかけられた「織部」と区別され、やきものとしてのひとつのジャンルを形成しています。また、遺跡からの発掘例が多く、同時代に描かれた浮世絵にもしばしば登場するなど、江戸時代の人気商品であったことがうかがえます。しかしその名前の由来や登場、終息についてなど謎の多いやきものといえます。
今回の展示では、ルス(呂宋)の作品や資料をごらんいただくことで、その全容の一端ではありますが俯瞰していただき、ルスとはどういったものかご理解いただく第一歩となれば幸いです。
ご案内 2 主な展示品 ルス瓶掛、ルス水盤、ルス水壷、ルス植木鉢、ルス手焙など約50点
ご案内 3 企画展関連講演会「ルス(呂宋)のやきものについて」
開催日 平成24年2月19日(日)午後1時30分~午後3時30分
開催場所 瀬戸蔵4階 多目的ホール
講 師 長江惣吉氏(陶芸家)、古橋 尚氏(陶芸家)
定 員 100名(参加無料、事前申込不要)
ご案内 4 休館日:2月27日(月)、3月26日(月)
問合せ先 瀬戸蔵ミュージアム
〒489-0813 愛知県瀬戸市蔵所町1番地の1
☎(0561)97-1190 FAX(0561)97-1557
メールアドレス setoguramuse@city.seto.lg.jp