1000年以上の歴史を誇る「せともの」で有名な愛知県瀬戸市は、陶土とともにガラス原料となる珪砂の産地でもあります。このような背景から、工芸文化の新たな展開を目指し、2000年から「アーティスト・イン・レジデンス」を開催してきました。今年度は、イタリアの陶芸家アレッサンドロ・ガッロ氏、ドイツのガラス作家アナ・ムラゾウスキー氏、中国の陶芸家 耿雪氏、チェコのガラス作家ウラジミル・クライン氏を招聘し、このプログラムに参加した作家は総勢54名となりました。本展覧会では、4人が滞在期間中に制作した作品を展示いたします。