瀬戸市新世紀工芸館では愛知県陶磁美術館と連携し、体験イベントをはじめとした様々な共催事業を実施しています。

≪今回の内容 ≫
今回の講師は、愛知県東海市で制作を行い、常滑市を拠点に活動している加藤真美（かとうまみ）氏です。加藤氏は、「器」に内在する空間の視覚化を意識して制作しています。
成形時に生じる磁器土ならではの表情と、釉薬が相まったテクスチャーを効果的に配することで、視線を「器」の内側へと誘います。
今回の講座では、公開制作を行います。どのように作品が作られているのかを見ることができる貴重な機会となります。また、海外での活動、現在の作品制作に至るまでの経緯などをお話いただく予定です。

－アーティストin出張陶芸館って、どんなイベント？
瀬戸・常滑や東海地方で活躍する陶芸家や現代美術家等を講師に招き、講師の持つ特別な技術を楽しく体感するイベントです。ふだんは愛知県陶磁美術館でしか体験することができない特別な講座ですが、陶磁美術館の休館中（改修工事）は近隣の文化施設に出張します。会場や地域の特色に合わせたテーマで開催し、講師の技術や経験から生まれる個性豊かな「表現方法」に出会うことができます。講師とコミュニケーションをとりながら行う体験は、そこでしか生まれない魅力的な時間です。