■ ==瀬戸染付体験教室==  


輸出された瀬戸染付を描く“はじめての瀬戸染付”体験講座を開催しました。

日時:2012年9月22日(土)
午前10時〜、午後1時〜、午後3時〜(各約1時間)
場所:瀬戸市マルチメディア伝承工芸館―瀬戸染付研修所―本館2階


 今回は、瀬戸市美術館で開催中の「明治・大正時代の日本陶磁展」にあわせ、
 明治時代に制作された瀬戸染付の文様を写して描いていただく内容で開催。
 輸出向きにつくられた“ソーサー”の文様を描いていただきました。
 
 後日瀬戸染付研修所で施釉、焼成し作品をお渡します。
     
 今回は明治時代に制作されたソー
 サー(受け皿)の文様を描いていた
 だきます。
 中央に稲穂と菊が、周囲に雀が描か
 れた作品です。

 @まず始めに、スタッフが絵付を進
   める順序や注意する点等を、実
   際に実演しながら説明します。
   今回は、ソーサーの文様の中か
   ら雀を1羽と稲穂、菊を取り上げ
   見本としました。   

 A順序としては、
 1)下描き見本4種類のなかから、文様を選
   ぶ。
 2)鉛筆で皿に文様を写す。
 3)鉛筆の線を呉須でなぞる。
 4)葉や稲穂を呉須で塗る。
 です。

 B今回は1時間の体験を3回行い
  ました。
  細かな線で描かれた文様なので、
  大きく描いていただいたり、文様を
  減らすなどして、それぞれの力にあ
  わせて描いていただきました。
  
   
  C最初は見本の文様の細かさに驚かれ
   ていたお客さまも、終わってみれば見事
   な作品に仕上がっています。
   秋らしい文様のお皿が完成しました。
   焼き上がりを楽しみにお待ちください!
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 作品の引き換え期間は、

 2012年10月25日(木)〜2012年11月25日(日)です。
 ※毎週火曜日は休館日のため作品の引き換えができませんので、ご注意ください。