■古窯館 Old Kiln house
古窯(こがま)とは本業窯(ほんぎょうがま)・丸窯
(まるがま)とともに近代に活躍した登り窯の一種です。
本業窯が陶器を焼成、丸窯が大型磁器を焼成したのに対し、古窯は陶器と磁器を併焼していました。構造は
他の登り窯に比べて、小型で急勾配となっています。
当館の古窯は、主に小型の磁器製品を焼成していました。もとは現在地より南の経塚山(現在の弘法山)に
ありましたが、昭和22年に移築、昭和39年まで使用
されていました。
瀬戸市で唯一残された古窯であるため、
平成9年に瀬戸市指定文化財に指定されています。
平成19年11月30日に近代化産業遺産群に認定されました。
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